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暗がりのあかり -チェコ写真の現在展-

2010年08月07日 20:01

銀座にある資生堂ギャラリーの展示です。
チェコ美術が大好きなのでいても立ってもいられなくなって、強行軍で行って来ました。
観覧料無料が嬉しいです。
チェコの現代写真家10人を取り上げた写真展です。

写真がありのままを写すというのは決して嘘では無いけど、写されないものにも本質が隠れていることもあるのではないかと思いました。特に「ヨゼフ・ボイスのための靴」という作品に惹かれました。靴だけが写されている簡素なモノクロ写真です。それだけのモチーフなのですが、どうしようもない哀愁を感じます。

また、女性作家のtwoというシリーズも面白かった。本物の双子とCGの双子のポートレイトが幾つも並んでいるのですが、どれも表情や服装がなんとなく胡散臭い。人形のような顔立ちの、同じ衣装の少女たちは本物にとも、CGともつかない不思議な表情をしています。

もうひとり女性作家のセルフポートレイトも面白かった。様々な階層、職種、年齢の男性とともに、その人達の妻や娘に扮して(ようするに自前のコスプレですね)ポートレイトを撮影した作品です。女性を取り巻く環境が、その人にどう作用するか、というテーマが明確に打ち出されていて面白かったです。コスプレのディティール(要するになりきり具合)もすごかった。

展示室の規模は決して大きくありませんが天井が高いので閉塞的な感じはしません。導線はあまりよくありませんが、以外と知られていないのか混みずぎることもなく、静かなホワイト・キューブでゆっくり作品を堪能出来ます。写真はパネル展示だったり、同じ作家で統一された額縁に入れられたりと作家ごとに纏められていました。


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