FC2ブログ

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「死の泉」「総統の子ら」

2010年11月14日 23:22

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)死の泉 (ハヤカワ文庫JA)
(2001/04)
皆川 博子

商品詳細を見る


「薔薇忌」以来皆川博子ブームが自分のなかにやってきていますが、なかなか本が手に入りません。
「聖餐城」「薔薇密室」「倒立する塔の殺人」が読んでみたいです。
第三帝国時代、国家政策によって「生の泉(レーベンスボルン)」にやって来た妊婦が見た、神さまの外の世界にある、妖しく美しい、あるいはおぞましく醜いものたちの物語。告発者では無く観察者。感想を言葉にするのは難しいです。佐藤亜紀の「天使」とか「雲雀」が何度か心に浮かびましたが、それらとは全く似て非なる物語です。

実話に基づいたフィクションを翻訳されたという体裁ですべて皆川博子さんが書かれているというのが面白かった。

同じ時代を描いた小説「総統の子ら」も直後に読みました。
ヒトラーユーゲントの子供たちが、終戦へ向けて辿る道のりを描いた青春群像劇。最後の戦いから終戦までは、淡々と壮絶でした。生き残った子供(といっても既におじいさんですが)の「戦後という色眼鏡を通さないのであれば、(自分の知っていることを)話しましょう」という台詞が一番印象に残りました。
総統の子ら (上) (集英社文庫)総統の子ら (上) (集英社文庫)
(2006/12/15)
皆川 博子

商品詳細を見る


長いので皆川博子次の記事に分けます。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://northlily.blog135.fc2.com/tb.php/32-32072a56
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。